新型コロナウイルス感染症対策について
 
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、以下の対策を講じた上で開廊いたします。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。なお新型コロナウイルス感染症の状況により、展覧会の予定を変更または中止する場合がございます。
 
ご来場される皆様へのお願い
・次に該当する方はご入場をお断りいたします。 
 ・平熱と比べて高い発熱が確認された方、咳・咽頭痛など、体調に不安のある方。 
 ・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方。 
 ・過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある方。 
 ・マスク未着用の方。
・手洗い・手指消毒の徹底にご協力ください。
・他のお客様と距離をとってご鑑賞ください。 混雑状況によって、入場をお待ちいただく場合があります。
 
サテライトギャラリーSA・KURAでの取り組み
・全てのスタッフに対して検温を実施し、こまめな手洗い、手指消毒を徹底いたします。
・受付に消毒用アルコールを設置しております。
・会場内は、空調及び扉・窓の開放、サーキュレーターの設置により十分な換気をしております。

2021年4月24日(土)~5月9日(日)

《水を、搔いて》2020年
  
《はじめてのアリスダンス》2016年
 
《洞窟園》2019年
 
《雲中回遊》2019年
 
《Sheets》2014年

 
宮坂恵子 「ぬかるみの淵」

 
 
 
ぬかるみの淵に身をおくような心地でいきものとしての私がいま絵を描く
 
[淵]
水を深くたたえているところ
物事のでてくる根源
容易に抜けられない苦しい境遇。苦境 

宮坂恵子
 
 

この度、愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURAにおいて、宮坂恵子による個展「ぬかるみの淵」を開催いたします。
宮坂は2017年に本学で博士の学位を取得、現在愛知県を拠点に制作活動を行なっています。博士論文では、いきものである私が画面(キャンバス)に向かうとき、それを「いきもののからだ(生体)」のように動的で柔軟、可変的で流動的な存在と捉え関わることで、自身をも変化させながら描くことを構想したと言います。その一つの手法として、綿の糸で編んで作った「編み型」を用いた作品を発表しています。編み型を繰り返し画面に押し当てることで生み出される、不具合や混乱を受け入れ、自らが変化しつつそれに向き合うことで「生体を育む」ように描くことに繋がりました。これによって、編み型のように筆を使うことが身に付き、以前よりも柔軟に描くことができるようになったと振り返ります。卒業後は、筆や絵具を介して画面と関わる中で、あるイメージが浮かび上がったり、溶けたり、混じり合うことを楽しみながら制作しています。
宮坂は、描くということの本質について、独自の視点で追求してきました。
本展覧会では宮坂の学生時代から現在までの作品を俯瞰的に構成しています。
 
 
 
<作家略歴>
 
1988 石川県金沢市生まれ
2007 岐阜県立加納高校 卒業
2012 愛知県立芸術大学 美術学部美術科油画専攻 卒業
2014 愛知県立芸術大学 美術研究科(博士前期)油画・版画領域 修了
2017 愛知県立芸術大学 美術研究科(博士後期)油画・版画領域 修了
(主な展示・受賞)
2012 「絵の回路」サテライトギャラリー、Gallery G
   ・桑原賞受賞(愛知県立芸術大学) 
2014 「envelop」個展 Gallery CHIYODA
2015 「P.P.P.P」市民ギャラリー矢田
2016 「アリスダンス」個展 愛知県立芸術大学サテライトギャラリー
2017 「Arts in Bunkacho ~トキメキが、爆発だ~」文化庁パブリックスペース(旧文部省庁舎)
2017 「蟻塚・ant heap・ 倉地比沙支 小林亮介 宮坂恵子」(REOPEN記念展) ギャルリーくさ笛
2019 「ART NEXT4 オルタナペイント-並行世界の現在地」電気文化会館
2020 「絵の回路」愛知芸術文化センター ギャラリースペースX
 
 
 
 
■開催概要
【期 間】 2021年4月24日(土)~5月9日(日)
     休廊日:4月26日(月)、5月6日(木)
【開廊時間】 12時00分~19時00分 ※最終日のみ17時まで
【入 館】 無料
 
 
 
 

2021年5月15日(土)~5月23日(日)

 

 
共鳴〰Kyo-mey   深町浩司・森真弓

 
 
 
 この度、愛知県立芸術大学サテライトギャラリーSA・KURAにおいて、本学器楽専攻管打楽器コースの深町浩司教授とデザイン専攻森真弓准教授によるプロジェクト「共鳴~Kyo-mei」の展示を開催いたします。
 
 プロジェクトの核となる拍子木(ひょうしぎ)は、誰もが気軽に音を出すことができる打楽器です。打楽器は、「モノとモノの接触」という物理現象によって発音しますが、拍子木も同様で、二つの木を打ち合わせる奏法によって木と木が触れることで音を発しています。そして拍子木の音色をよく聴くと、それは片方の木が発する音色ではなく、二つの木が互いに共鳴し合い音色をつくり出していることが分かります。「二つの木が触れて共鳴することで、ひとつの音色が生まれる」これが拍子木の特徴です。
 プロジェクトでは、二つの木が触れて共鳴してひとつの音色になることで、それぞれの木が互いの存在を必要とするようになることの意味を考えます。そしてその意味を、人と人が触れ合い影響し合い共存する社会のイメージに変換していきます。このプロセスによって、身近な人間関係における課題や問題に気づき考えるきっかけを作り出していきます。また、音楽において用いられる音色区分の概念「楽音/ノイズ」から離れて、二つの木の共鳴によって生まれるすべての音色を平等に扱い、その意味を考えていきます。
 本展は、木と木が触れあい「共鳴」することを見つめ、そこから私たちの社会をイメージする、ユニークなプロジェクトによる展示です。
 
 
  
深町浩司
長野県菅平高原の自然のなかで幼少期を過ごす。武蔵野音楽大学卒業。打楽器全般を塚田靖氏に、ティンパニをライナー・ゼーガース氏に師事。サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭、水戸室内管弦楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、マレーシアフィルなど、国内外の音楽祭や公演に出演。小澤征爾音楽塾で後進の指導にあたるほか、2008年からは愛知県立芸術大学で教鞭を執る。現在、同大学音楽学部および大学院音楽研究科教授。著書に「新しい打楽器メソード」(スタイルノート社)がある。
 
 
森真弓
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。ヒト、モノ、場所、時間などの間に存在する「接点」を表出させることをテーマに、光、音、映像によるインスタレーション作品の制作、各種インターフェースデザイン、コミュニケーションデザイン、イベントプランニングなどを行っている。
2007年より愛知県立芸術大学に赴任。同大学美術学部デザイン・工芸科デザイン専攻および大学院美術研究科デザイン領域准教授。
 
 
 
■開催概要
【期 間】 2021年5月15日(土)~5月23日(日)※月曜休廊
【開廊時間】 12時00分~19時00分 
【入 館】 無料
【芸術講座】 5月15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)
各日の内容、予約などの詳細については、こちらから
【問合せ】 愛知県立芸術大学 芸術情報・広報課 https://www.aichi-fam-u.ac.jp/  TEL: 0561-76-2873